脳科学マーケティング 100の心理技術 P.154
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スタンプがいっぱいになったらコーヒーが
1杯無料で飲めるカードを与えられると、
スタンプが満杯に近づくにつれ、
コーヒーを飲む頻度が上がる。(中略)
最も興味深い発見の1つは、
ゴールに向かって前進している
気にさせるだけで、人はコーヒーを
より頻繁に買う気になることだった。
実験では2種類のカードを発行した。
1つはスタンプが10カ所押せるカードで、
スタンプはまだ1個も押されていない。
もう1つはスタンプが12カ所押せるカードで、
すでにスタンプが2 個押されている。
どちらのケースも、
無料のコーヒーをもらうためには
スタンプを10個押してもらわないといけない。
必要とされるスタンプ数は
同じであるにもかかわらず、
一見、前進中であるかのように思える状態で
スタートしたグループのほうが、
スタンプ数ゼロからスタートしたグループ
よりもコーヒーを買う頻度が高かった。
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人間は何かの目標が近くなると、
達成に向けての行動を加速させます。
私も月の売上目標が1000万だったとして、
最後の週に売上が900万円まで来ていたら
さっさと1000万円にしたくなります。
別に焦らなくても達成できるのですが、
達成したくなってしまうのでしょう。
これが、何も行動を起こしていない
ゼロの状態だとモチベーションも低く
のらりくらりと行動してしまうのです。
ですので、顧客にリピートを促したいなら
この「スタンプテクニック」のように
強制的にゼロの状態から
行動中の状態に変えてあげると
買ってくれる可能性が上がるわけです。
また、買えば買うほど何かの目標に
近づいていくようにすれば、
さらに行動力を上げることもできます。
というわけで、こうした
リピートの仕組みを考えてみると
いいかもしれませんね。
また、顧客のリピートだけでなく
部下のモチベーションアップにも
上手に応用できそうですね。
脳科学マーケティング 100の心理技術
ロジャー・ドゥーリー
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