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説得の心理技術

まえがきより

人は皆、ものごとが
自分の望みどおりに進めばいいと思っている。

われわれは赤ん坊の頃から
周囲の人々を説得しようと試みている。

声をあげて泣き、笑い、両手でテーブルをバンバン叩く。
原始的ながらーー効果的な方法だ。

子ども時代、母親と一緒にスーパーマーケットへ
行ったときのことを思い出してほしい。

お菓子を買ってほしいとねだらなかったか?
これが説得という行為である。

学生時代に誰かをデート
に誘ったことがあるのではないか?
これも説得である。

ところが社会に出ると、
他者を説得するために必要な粘り強さが
いくぶんか失われてしまうように思える。

恐れてはいけない。

営業販売、接客、社内コミュニケーション、
友人や家族など、状況や相手を問わず、
他者を説得するために一体何が必要なのか。

その疑問に答えるのが、本書である。

自分が思い描いているビジョンや全体像を
他者に理解させてから、同意を取りつけ、

自分の望むとおりに他者に動いてもらうまでの
一連のプロセス、
あるいは単純に他者から同意を得ることは、
独自のスキルと科学的知識を要する行為だ。

本書ではそのスキルを伝授する。

 

目次:


はじめに
Chapter1 操作
Chapter2 説得
Chapter3 ペルソナ 目に見えない説得者
Chapter4 パワーと信頼性の移行
Chapter5 ストーリーを語る
Chapter6 グルダム
Chapter7 信じたいという欲望
Chapter8 親近感
Chapter9 排他性と入手の可能性
Chapter10 好奇心
Chapter11 関連性
Chapter12 許可を与える
Chapter13 すばやく説得できるツール
Chapter14 説得の方程式
Chapter15 説得力を営業販売に生かす方法
Chapter16 説得力ある宣伝広告を制作する方法
Chapter17 説得力ある交渉術
Chapter18 電子通信技術を利用して説得する方法
Chapter19 説得術の習得

 

著者紹介:


デイブ・ラクハニ

全米屈指の「説得術」のエキスパート。世界初のビジネスアクセラレーション・ストラテジー企業「ボールド・アプローチ」社長。7歳から母と弟と共にカルト 教団で過ごすが、教団に疑問を感じ、学校教育を求めて、16歳のときに1人で脱会。学業のかたわらで、洗脳や心理学、カルト教団の心理操作などについて独 学。その後、NLPの創始者リチャード・バンドラーに師事、以来、20年以上にわたって「影響力」についての研究を続ける。

起業家としても成功し、20年間に10以上のビジネスに成功させた。現在は、世界各国の企業に対して、セールス、マーケティング、パブリシティを指導して 急成長を実現させるほか、IBM、米国陸軍、マイクロン、GEなどの米国有数の企業を始めとした世界各国の企業や業界団体で講演を行うなど、精力的に活躍 中。「ウォールストリートジャーナル」「アントレプレナー」「セリング・パワー」ほか大手新聞、雑誌を始めとしたメディアでも活躍している。


あなたは不思議に思ったことがありませんか?

なぜ、聡明かつ知的である人が
カルト教団に簡単に操作されてしまうのか?

なぜ、彼らは洗脳されていることに
いつまでも気付かないのか?

そして…なぜ、彼らは
「自らすすんでその道を選んだのだ」
と思い込んでいるのか?

この本の著者、デイブ・ラクハニは
7歳のころからカルト教団で過ごした経験から

カルト教団の洗脳や操作のプロセスを徹底的に分析し、
それをビジネスや生活の場での説得に
応用する方法を長年研究してきました。

そして、ついに時間をかけずに人を説得する
「説得の方程式」見つけたのです。

悪用すれば大変危険な本ですが
amazon.comのレビュー4.5の
実用的且つ、非常にオススメできる一冊です。

仕事で人を動かすことがある人は
是非、一度チェックしてみてください。

http://directlink.jp/tracking/af/252692/Mc9zdt1h/

2014/07/04