社長の生産力を上げるシステム思考術 P.146より
==============================
決まりごとを書いておくのは、
決まりごとを考えたり、
口で伝えたりすることと
同じぐらい大事なことだ。
(中略)
最初に「戦略的目標」の文書を、
次に「行動指針」の文書を作ろう。
この二つの文書を通じて、
あなたの「姿勢」を打ち出すことになる。
この二つがあれば、あなたは
まっすぐに航海し続けることができる。
==============================
戦略目標という言葉は戦争などで
よく使われたりしますが、
要するに自分達は何を達成するのか?
ということです。
これが定まってないと
組織として何をすればいいのか
分からなくなってしまうため、
メンバーの行動は必然的に
バラバラになってしてしまいます。
また、行動指針とはその戦略目標を
どのように達成するのか?
ということです。
基本的に目標を達成する手段は
いくらでもあるので、
行動指針がないと進んでいく方向が
メンバー任せになってしまうのです。
ですので、組織の力を使って
目標を達成したいのなら
戦略的目標と行動指針を書いて
メンバーに見せるという行為は
必要不可欠なわけです。
個人の目標などは年収がいくらとか
どういったライフスタイルにするとか
しっかりと書くにも関わらず、
会社の目標は何も書いていない
というケースは意外に多いので
もし、戦略目標が組織のメンバーに
浸透していない場合は、紙に書いて
貼っておくといいかもしれませんね。
■ 社長の生産力を上げるシステム思考術
サム・カーペンター
⇒ http://directlink.jp/tracking/af/252692/LiIF0mqf/