FCバルセロナのスケジューリング
社員の能力を、
スキルのみで見るのではなく
生産力にも同じように
注意を向ける必要がある
byトニー・シュワルツ
『忙しい社長のための「休む」技術』
FCバルセロナの選手が
どのようにスケジュールを組むのか
知ってますか?
答えは、非常に単純です。
「重大な大会に身体のピークを
合わせる」
ということです。
FCバルセロナの選手は
「ピリオダイゼーション」と呼ばれる
スケジューリングを採用しています。
それにより、選手達は
常に最高のパフォーマンスで
90分もの激しい試合を
こなせるのです。
つまり、FCバルセロナは
選手のスケジューリングにより
選手の持つ力を
最大限まで高めているのです。
日本では
あまり知られていないのですが、
海外では、このスケジューリング
方法はとても有名です。
なお、この考え方は、
ビジネスに応用することが
できます。
その理由は、
「ピリオダイゼーション」を
理解することで、わかります。
では、「ピリオダイゼーション」
とはなんなのでしょう?
それは、
「人間のエネルギーには一週間で波がある」
ということです。
その周期を意識して、
スケジューリングをすることが
この考え方で、重要なのです。
まず、一週間の始まりは月曜日。
しっかりと休んでエネルギーを充電
している。と思いきや・・・
研究では、
月曜日は平日の中で、
「最も」エネルギーが低いのです。
火曜日で、徐々に上昇し、
水曜日は一週間のうちで「最も」
エネルギーが充実しています。
そこから、木曜日、金曜日と
徐々に下がっていき
土曜日と日曜日は、
エネルギーが最低値になります。
人間の体では、
このアップダウンを周期的に
繰り返しているのです。
『忙しい社長のための「休む」技術』
では、この波の周期を理解して働くと
このようになると書いています。
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こうしたリズムを念頭に置いて、
あなたと自身のチームのための
ワークフローを考えれば、
エネルギーの自然の波を活かした
働き方になり、
組織レベルでの生産性が向上する
だろう。
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エネルギーの波の周期を考えると、
重要な仕事をするべきは、
「水曜日」なのです。
なので、水曜日は、
「重要なミーティングをする」
「ブレインストーミングをする」
などに使うと、
生産性を上げることができます。
エネルギーの波の周期を理解して、
「エネルギー効率の良い働き方をする」
ということが、
FCバルセロナのスケジューリング
なのです。
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