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社長の生産力を上げるシステム思考術 P.138より

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要するに、「システム思考」による改善法
というのは、自分の世界を
システムの集合体と見なし

そのシステムを一つずつ取り出して、
完全なものにすること、

そして、完全なものにしたあとは、
日常的にメンテナンスをして、
大事にするということだ。
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かのリンカーンは

「もし私が木を切り倒すのに
8時間与えられたら、
斧を研ぐのに6時間かけるだろう。」

と言ったそうですが、

どんな仕組みやシステムであっても
使っていれば部品が消耗したり
周りの状況が変化したりして
期待する品質が保てなくなります。

放っておいたら、品質が
良くなるなんてことはないわけです。

ですので、最初だけ仕組みを作って
メンテナンスは全くしていない
もしくは現場の判断にまかせている

なんて場合は、現場が余程優秀でない限り
ほぼ確実にそのシステムは
どこかが劣化してしまっています。

高い品質の仕事を期待するなら
そのシステムのメンテナンスも
こまめにやってあげる必要があるのです。

というわけで、
よく問題が起きる業務があるなら
定期的にメンテナンスができているか
確認してみてもいいかもしれませんね。

■ 社長の生産力を上げるシステム思考術
サム・カーペンター

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