求人広告が失敗する理由「右腕採用力」養成講座 P.75より
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我々が行ったインタビューに基づいて言うと、
確かに求人広告を出せば
大量の履歴書が送られてくる。
しかしこれは、正しい候補者の流れを作る
という視点では最低の方法といえよう。
その他の方法としてはリクルーターや
リクルーティング・リサーチャーを使う
というものがあるが、そういった方法で
成功するには彼らの腕に頼らざるを得ない。
候補者を集めるのに最も良い方法は、
あなたの個人的や職業的なネットワークの
中から、人を推薦してもらうという方法だ。
この方法には多少のためらいを
感じるかもしれない。
もしくは、時間がかかりすぎる
と感じるかもしれない。
しかし、Aプレーヤーを得るには
これが唯一の有効な方法なのだ。
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求人広告は応募者を大量に集めるには
向いている手段と言えます。
例えば、イベントの運営スタッフや
店舗のオープニングスタッフなど
何人かの人をまとめて採用する
必要があるケースでは効果があります。
ただ、こうした求人広告ではその仕事に
向いてない人も沢山集めてしまいます。
ですので、もし幹部候補やリーダーを
1名2名程度の少人数で雇いたい場合
どれだけ吟味しても求人広告では
確率的にその仕事に向いてない人を
採用してしまう可能性のほうが高く
将来を担うような人材を雇うには
あまり向いてない方法と言えます。
これに比べて、信頼できる人からの
推薦で紹介してもらった人というのは
元から実務能力の高い人が多く
将来を担える人材である可能性も
求人広告で集まる人に比べて
はるかに高いのです。
というわけで、右腕を採用したいなら
信頼できる人に推薦してもらうことを
考えてみてもいいかもしれませんね。
■ 「右腕採用力」養成講座
ジェフ・スマート/ランディー・ストリート
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