ダン・ケネディの世界一ずる賢い価格戦略 P.275より
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圧倒的多数の顧客は、
不況下においてもこれまでどおり、
値段の安いものではなく自分の欲しいものを、
贔屓にしてきた店で買っているのだ。
何を基準に購入しているかと言えば
値段ではなく、やはりこれまでどおりの
価値に関する独自の判断基準なのだ。
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人は不況だろうが好景気だろうが
ものを買うときは馴染みの店から
買う傾向があります。
そして、馴染みの店なら
多少値段が高くてもあまり気にせずに
お金を払います。
そのお店で買うのが習慣化するのです。
従って、利益のあまり出ないような
安い商品でも2回3回と買ってもらって
常連になってもらうことができれば
そのうち高額の商品やリピート商品を
買ってくれる優良なお客さんに変身します。
買うときにこれはお得だとか
これは割高だとかの損得勘定を
あまり考えなくなるのです。
というわけで、お客さんには
買う習慣を付けてもらうと
いいかもしれませんね。