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社長の生産力を上げるシステム思考術 P.308より

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ホームランばかり狙うことの最大の問題は、
三振が多くなることだ。

三振が積み重なれば、結局は、
人生に苦戦することになったり、
すっかり落ち込むことになったりする。

ホームランを狙うのでなく、
落ち着いて、一球一球に集中しよう。
肩の力を抜き、ボールをしっかり見て、
芯でとらえよう。(中略)

1回の「スイング」は、それ自体が
一つのクローズドシステムになっている。

スイングの唯一の目的は、
ボールを芯でとらえることだ。
あなたはもちろん、空振りすることもある。

そんなときには、空振りは、
当たる確率の低い賭けに臨んだことの
当然の結果なのだと、落ち着いて受け止め、
次のスイングに100%集中しよう。
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ビジネスでの日々の施策というのは
野球に例えれば1回1回のスイングです。

頑張って考えたアクション・プランも
実際問題、実行してみなければ
効果があるかどうかわからないものです。

全ての施策が100%上手くいく
なんてことはありえないのです。

だからこそ、打てる確率の低い
ホームランよりもヒットを狙って
スイングしていくのが大事なわけです。

そして、ヒットを打つために
大事なのが「空振り」です。

空振りというのは結果だけ見れば
単なる失敗に過ぎません。

しかし、1回の空振りの中には
たくさんの情報も凝縮されています。

ボールの速度や角度はどうだったか?
ボールはどんな回転で変化したか?
どれくらい振り遅れているか?

など、ヒットを打つための
重要なプロセスの一部とも言えるのです。

ですので、施策をやってみた結果、
ただ空振りして「これはダメだった」
と簡単に結論付けるのではなく

そこから得られる情報を分析して、
次のスイングを軌道修正することが
ヒットを打つために大事なわけです。

というわけで、もし今やっている施策が
あまり上手く行ってないという場合は

なぜ、上手く行っていないのかを細かく
分析してみてもいいかもしれませんね。

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