リアル・インフルエンス P.33より
2014/10/15
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自分が正しいと確信しているとき、
特に自分の論理や分析、経験などを
総動員して結論を導き出している場合は、
自分の間違いに気づくのは難しい。
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思い込みというのは怖いもので
仮にそれが事実と異なっていても
自分で間違いに気付くことはほぼありません。
特にそれが自分の得意分野の場合
長年培われた常識を元に結論を出すので
この傾向がますます顕著になります。
自分の考えと違う意見を言われると
いやいや、そんなハズはない
となるわけです。
これは逆もまた然りで
思い込みを元に発言している相手に
その考えが間違っているという事実に
気付いてもらうのは難しいわけです。
こうした場合は、可能な限り
客観的な事実やデータを集めて
それを相手にしっかりと認識させて
その上で判断してもらう必要があります。
というわけで、思い込みを変えるのは
大変難しいことですが、
人間はそういう盲目的なところがある
ということは、普段から
認識しておくのが大事かもしれませんね。
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