トライブ 人を動かす5つの原則
ご紹介した「トライブ」によると
人の組織には
5段階の人間がいて、それぞれ、
第1段階:絶望的な敵意(人生は最低だ)
第2段階:無気力な犠牲者(私の人生は最低だ)
第3段階:孤独な戦士(私は素晴らしい(があなたはだめだ))
第4段階:組織の誇り(私たちは素晴らしい(が彼らはだめだ))
第5段階:純粋な好奇心(人生は素晴らしい)
です。
組織にいる人は必ず
どれかの段階に所属しているのですが、
ほとんどの人は2か3です。
そして、リーダーはメンバーが
どの段階の人かを見極めて
引き上げてあげるのが役割というわけです。
本には引き上げ方も書いてあるのですが
これを読んで思ったことは
ステージの違う人が話し合っても
基本的に噛み合わないんだなということです。
十分に収入がある人が
食うのにも困っている人に対して
お金が全てじゃないと言ったところで
まるで響かないのと同じで、
無気力な人に仕事は楽しい
と言ってみたところで
全く説得力がありません。
マズローの欲求段階説にも似ていますが
人にはそれぞれのステージがあり、
ステージに合った接し方をしないと
いけないわけです。
なんとなくは解っていましたが、
この本の著者の10年にわたって
24組織24000人の調査結果で
それが証明された感じです。
部下やメンバーに対しては
よく相手を見て段階に合った言葉で
コミュニケーションするのが大事ですね。
⇒ http://directlink.jp/tracking/af/252692/FxOrZBp4/
トライブ 人を動かす5つの原則