ザ・ローンチ P.118より
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ダイレクトマーケティング業界では
古くからこう言われている。
「見込み客の心のなかですでに交わされて
いるカンバセーションに入り込むべし」。
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見込み客に商品を買って欲しいなら
彼らが普段から考えていることを
詳しく知る必要があります。
ところが、売り手は毎日毎日
商品や業界の情報に触れているので
どうしても商品のスペックを
お客さんに伝えてしまうのです。
例えば、音楽を聞きながら
ジョギングをする人がいるとします。
当然、ヘッドフォンを耳に付けて
走るわけですが、走っていると
次第に汗が装着部分に染み込んで
ポロッと外れてしまうのです。
こうしたことを知っていると
ジョギングをする人にとっては
ヘッドフォンの高音質を伝えるよりも
走っている途中、汗で外れない
という訴求のほうが響くわけです。
ですので、売り手は
販売テクニックや商品の勉強より
見込み客の勉強をすることのほうが
はるかに大事なのです。
私もアンケートを取ると毎回のように
意外な回答が書かれていたり、
見込み客がいそうなセミナーに行って
参加者に世間話をしながら質問すると
驚くような発見がよくあります。
というわけで、見込み客について
もっともっとリサーチしてみると
発見があっていいかもしれませんね。
⇒ http://directlink.jp/tracking/af/252692/3vXxo39Z/
売れない商品を作らない方法