顧客心理を動かす11のプレゼン技術 P.167
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スクリーンの文字は
ふつう聴き手にとっては邪魔なものだ。
あなたがスクリーンの文字を
読み始めるころには
聴き手はそれを読み終わっており、
あなたが読むのを退屈して聞いている。
ニューサウスウェールズ大学の
研究グループは、話し手がスクリーンの
箇条書きの文章を読んでいるあいだに、
聴き手の目が生気を失うのには
科学的根拠があることを確認している。
情報を文字と音のかたちで
同時に与えられると
処理がより難しくなるというのである。
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パワーポイントにはついつい
伝えたい内容・読みあげる内容を
そのまま書いてしまいがちです。
ところが、書いた内容を
そのまま読み上げてしまうと
聴き手はそのスライドに対する
興味を失ってしまって
別のことに目移りしてしまいます。
そうすると、せっかくプレゼンも
伝えたい内容が十分に伝わりません。
スライドは台本ではなく
聴き手の関心を惹きつけるネタ
にしなければならないというわけです。
というわけで、スライドの内容次第では
退屈なプレゼンテーションに
なってしまいがちなので
注意して作りこんだほうが
いいのかもしれませんね。
■ 顧客心理を動かす11のプレゼン技術
ピーター・コフター
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