「要するに人はクーポンが大好きなのだ」現代広告の心理技術101 P.283より
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要するに人はクーポンが大好きなのだ。
実際、多くの人が
50セントのクーポンを切り取って、
それを使うために8キロ先まで
車で買い物に行く。
昨今の標準的な自動車の1キロ当たりの
走行費用はおよそ36・56セント。
5ドル35セントの赤字になることは
アインシュタインでなくてもわかるだろう。
それだけではない。
値引きが2倍になる「ダブルクーポン!」
なんて聞こうものなら、
次の日曜に新聞と一緒にクーポンが
届くのを首を長くして待つ人がいる。
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人は割引という言葉に非常に弱いです。
ですので、クーポン券を導入すれば
今まで以上にたくさんの人に商品を
買ってもらうことが可能になります。
ただ、特定の商品に対して
割引クーポンを導入してしまうと
先にその商品を買ってくれた顧客が
結果的に損をしてしまうので、
信用を失ってしまう可能性があります。
逆にスーパーやコンビニのように
たくさんの商品を扱っている場合は
そういった懸念もないので、
集客効果が見込めるクーポンは
非常に強力な武器になるわけです。
というわけで、扱っている商品が
たくさんある場合は、クーポン券を
試してみてもいいかもしれませんね。