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「広告の目的は消費者の態度と認知に わずかでもいいから変化を生み出すことだ」現代広告の心理技術101 P.113より

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広告の目的は消費者の態度と認知に
わずかでもいいから変化を生み出すことだ。

繰り返すことで、
小さな変化が大きくなり、そのブランドに
好意を抱くようになるかもしれない。
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今、ソチオリンピックが盛んに
メディアを賑わせていますが、

私のような広告屋はどうしても
スポーツを純粋に楽しむよりも
つい広告に目がいってしまいます。

なにせ、オリンピックはその種目の
世界一を決める大会です。

その大会で1位になって
金メダルの表彰台に立つということは

その選手のスポンサーに付いて
スポーツ用品を提供している企業は

それだけで自社の商品が最高に
優れていることを証明できます。

それだけではありません。

人は何かを買うときに、
全く知らない会社の商品よりも
少しでも知っている会社に親しみを覚え
その会社の商品を買う傾向があります。

ですので、競技中に繰り返し
メディアに露出するスポンサー企業は
それによって消費者の「好意」をも
同時に獲得しているわけです。

というわけで、オリンピックの
スポンサー企業のような広告方法は
なかなか難しいですが、

顧客に親しみを持ってもらうために
繰り返し効果が働くようになる方法を
考えてみてもいいかもしれませんね。

 

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