リアル・インフルエンス P.42より
2014/10/15
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「“あなた”を動かすのは誰?」。
この調査で判明したのが、
説得を得意とする人は論理的に
説き伏せないということだ。
論理で攻めずに
相手に意欲を与える人物こそ、
強い影響力を持つようである。
彼らはあなたが真似したくなるような
模範を示すだけでなく、あなた以上に
あなたの良さを理解してくれる。
さらには、あなたが自分の望みの先を読んで、
その実現に向けて何ができるかを
考えさせてくれるのだ。
つまりあなたに可能性をもたらし、
良い方向へと導いてくれるというわけだ。
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一般的に人は頭で理解しただけでは
行動を起こすことはありません。
動機付けをされて始めて
人は行動する気になります。
ですので、誰か説得したい相手がいて
いくら論理的に分かりやすく説明しても
その人を動かすことは難しいのです。
逆に、どんなに非論理的であっても
感情を動かして、動機付けできれば
意欲が掻き立てられて
その人は行動したくなるのです。
というわけで、人を説得するときは
論理的に説明するのではなく
どうすればその人がやる気になるかを
しっかりと考えて
感情面からアプローチしてみると
いいかもしれませんね。
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