影響力の科学 P.530より
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テストステロンは、女性よりも
男性の血中に大量に流れており、
攻撃性や社会的支配に直接リンクしている。
(中略)
アラン・メーザーとアラン・ブースは
膨大な研究結果を検証して、
人間における高い量のテストステロンは
「他人を支配する
―他人に対する自分の地位を増大させる―
ことを目的とした行動」
を奨励すると結論づけた。
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テストステロンというのは
いわゆる男性ホルモンの一種ですが
このホルモンの分泌量が多いと
攻撃的で支配的な行動をする
という傾向が強くなるそうです。
従って、積極的(攻撃的)な行動や
リーダー的(支配的)な行動が
求められる仕事というのは
一般的にテストステロンの
分泌量が少ない女性よりも
男性のほうが向いていると言えます。
また、そう考えると男性と女性では
根本的に行動の傾向が違うので
性差による向き不向きは存在します。
というわけで、その辺りをよく考えて
人の採用や仕事の割り振りなどは
行ったほうがいいかもしれませんね。
ちなみに、この本によると
テストステロンが多い男性というのは
女性を惹き付けやすい傾向があるそうなので
亜鉛などを日頃からこまめに摂取して
テストステロンの量を意識しておくと
女性からは魅力的に見られる、、、かも。
■ 影響力の科学
ロバート・チャルディーニほか
⇒ http://directlink.jp/tracking/af/252692/fLdF1EID/