ザ・ローンチ P.57より
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リストの感度には劇的なまでに差がある。
世間には、受信者の60%以上がメールを
開いて中身に目をとおすリストが存在する。
全体から見ればきわめて感度良好なリストだ。
一方で、メールを開く購読者が1%に
満たないリストもある。感度は最低だ。
もちろん目指すべきは感度が良好なリストだ。
登録者が100名でメール開封率60%のリスト
(メールを読んだのは60人)のほうが、
登録者 が1000名でメール開封率が1%
(メールを読んだのは10人)のリストより
望ましいのは当然である。
では、感度の良好なリストをいかに構築し、
維持すればいいのだろうか。
感度の良好なリストの構築には、
数々の戦略(と少しの魔法)が必要となるのだが、
最終的には「人間関係」がものを言う。
そして、リストの感度をアップさせる
最も簡単な方法は、リスト上の人々との
結びつきや人間関係を向上させることだ。
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世の中にはとにかくメールアドレスの
数さえたくさん集めれば良い、などと
本質からずれたことを教える人もいます。
確かにリストが多いと
売り込む見込み客も多くなるので
確率論で言えば売上も増えやすいです。
しかし、そもそもビジネスというのは
顧客に価値を提供し、その対価として
お金をもらうわけなので
価値を提供できないリストを
いくら集めても全く意味がありません。
逆に数は少なくても
友人など実際に会ったことがある人や
自分の商品を買ってくれたお客さん
直接メールでやりとりをした人など
人間関係で繋がっている人で
構築されているリストというのは
大きな売上をもたらしてくれる資産です。
というわけで、リストの数も大事ですが
それ以上に一人一人と長く付き合うために
繋がりを育てていくことも
意識してみるといいかもしれませんね。